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2008年12月12日 (金)

寒い夜は、ボルドーですヨ。

 ご近所のOさん宅で、晩ご飯をご馳走になる。

 ここはほぼトロカデロ広場に面したアパルトマンで、

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 数年前にはヴェランダから、(前住人のminmin家に)こんな花火を見せてもらったこともあった。

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 爆発する、エッフェル塔・・。

 今回は、O夫人が素晴らしい料理を作ってくれた。

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 まずは、ちびイカや海老、ムール貝たっぷりの海の幸サラダ。「冷凍を戻して、野菜と和えただけですヨ」と謙遜してたけど、とても美味でした。

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 それから見た目にも美しい、巾着。中にはスモークサーモンや、アボカドが入ってる。皮はクレープで、口をポワローネギで結んである。ほとんど、レストランの一品みたいでした。

 ワインは、銘々が持ち寄って。

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 シャンペンで乾杯したあと、白はこの2本。右のムルソー・ブラニー1級畑の2004年は、O家所蔵のもの。樽の香りも強くなく、なめらか、柔らかで、好きなワインだった。海の幸サラダにも巾着にも、相性抜群。

 左はウチから持っていった、シャブリ。迫力を期待しすぎたのか、ちょっと拍子抜けだったかな。造り手のところで試飲した時と、ずいぶん印象が違った。

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 続いて、牛フィレのたたき。大根おろしをたっぷり載せ、胡麻酢醤油でいただく。その他、アンチョビをまぶしたパスタとか、いっぱい出してもらって、ほとんどすべて平らげた。満足〜。

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 赤です。右は、ポムロールのシャトー・ラ・クロワ1994年。特に有名なシャトーでもなく、いい年でもないけれど、ちょうどいい感じに熟成してくれていた。まろやかで優しくて、厚みのある、いかにもポムロールらしいワイン。寒い冬はやっぱり、ボルドーもいいかも。

 左のエキゾチックなエチケットは、O氏出張の折りに求めた、ブルガリアのワイン。どんな品種の葡萄なのか、今まで味わったことのない風味だった。ジャム系ではあるんだけど、何の果実と表現したらいいのか・・。

後記;このブルガリアワイン、翌日改めて呑んでみたらすっかりまろやかに、風味豊かに変身していたんだそうな。デキャンタすれば、よかった・・。

 


 

 

 


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コメント

花火、綺麗に撮れていますね。
それにしても美味そうな食事ですね。レストランと居酒屋を足したような、お酒が進みそうな感じです。
こっちはやっと船荷が届いて、家の中の整理でてんやわんやです。


投稿: minmin | 2008年12月14日 (日) 00時20分

ほんと美味しそうです。Sonnyはこの間フレンチと日本酒のコラボをやってみました。なかなかたのしめましたよぉー!
しかし、新しく仕入れようとするボルドーは高くて困ります。とってつけたような円高差益還元セールは売れ残り品と思われるワインばっかりだったりして・・・

投稿: Sonny Katz | 2008年12月14日 (日) 07時22分

minminさん、ようやく船荷が届いた由。よかったですね〜。ヴェルソワ便りも、お待ちしてます。

Sonyさん、来週末には帰省するので、また寄らせていただこうかなと思っております。

それにしてもボルドーの高さは、異常ですね。ここ数年は、ほとんど買ってません。

投稿: ムッシュ柴田 | 2008年12月14日 (日) 11時33分

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