よいお年を!!
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東京というところには、いろんな食べ物屋がある。
クリスマスの晩に、パリで仲よくなった数家族と出かけたのは、こんな店だった。
広い店内の中央に漁船風の席がしつらえてあって、周りを生け簀が取り囲んでいる。中にはヒラメ、アジ、伊勢エビ、タイなんかが泳いでる。それを自分で釣って、調理してもらうのだ。
アジを釣ろうとしている、の図。エサは付けずに、口の近くまで針を持って行って、ひっかける。カゴに入って沈んでいるのは、ハマグリやサザエ。これまた口を開けたところに、針を無理やり呑み込ませる感じ。
ようやく釣り上げると、店の人が飛んできて、「ヘイ〜、アジ釣れました〜」と言いつつ調理場に運んでいく。その際に、「焼きますか、お造りですか」などと調理法も訊いてくれる。アジごときでは報告におざなり感が漂うが、石鯛や伊勢エビ(大)という高級な獲物だと、店内に大声が響き渡る。
料金表。隣で釣り糸を垂らしていた友人の息子が、伊勢エビ(大)の足を引っかけてしまった。「釣れたヨ〜」と引き上げようとするので、いそいで生け簀に手を突っ込んで、針を外したりと大慌て。
この晩はたまたま、月に一度のマグロ解体ショーの日だった。75kgの巨体に、子供たちは興味津々。
近畿大水産学部の、養殖ものとのこと。またたく間、10分ほどで解体されてしまったマグロは、すぐに刺し身や握りで出してくれる。ちょっと脂っこかったけど、中トロが一貫150円はさすがに安い。家族連れには、十分楽しめる店かも。
それにしてもこの店のあるホテルは、1階にパチンコ屋が入ってて、チンジャラ賑やかなこと。これまた、びっくりだった。
〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-9 新宿ワシントンホテル1F
03-3343-6255
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父親の法事で、実家に戻っておりました。17回忌の法要を営んだお寺の廊下を歩いていると、こんなものを発見。
幕末安政年間(1854〜59年)の、東海道島田宿の古地図から起こしたものらしい。近くに寄ると、一軒一軒が克明に記されていて、とても面白い。(かなり大きく拡大できます。)
真ん中を左右に走る道が東海道で、当時のメインストリートである。今は他の多くの地方都市同様、シャッター商店街に近いけれど、当時は相当賑わっていた様子がわかる。
まず本通3丁目から4丁目にかけて、上、中、下と3つの「御本陣」が控える。ウィキペディアによれば本陣というのは、
「 江戸時代以降の宿場で大名や旗本、幕府役人、勅使、宮、門跡などの宿泊所として指定された家。原則として一般の者を泊めることは許されておらず、営業的な意味での「宿屋の一種」とはいえない。宿役人の問屋や村役人の名主などの居宅が指定されることが多かった。」とある。(こちら)
たとえば「下の御本陣」は、「間口16間」という添え書きがある。1間は約1,8mなので、約30m近い間口の大邸宅だったことになる。残念ながら今は、上中下ともに現存していない。
他の家々を見て行くと、旅籠(旅館)が多いことに驚く。「梅屋」「池田屋」「紀国屋」などなど。ほとんど2軒に1軒といっても大げさでないくらい、特に本陣周辺に集中している。なにしろ大井川が増水すると、江戸からの下り客たちはここに逗留するしかなかったからね。
ちなみに「中屋」という旅籠を営む渡邊弥作は、どうやら僕の幼なじみの先祖であるようだ。今も同じ場所で、呉服屋を経営している。小学校時代に遊びに行くと、裏庭にプールがあったりして、ハイソな家だったことを思い出した。
他にも「茶屋」「提灯職」「金物屋」「質屋」「そば」などなどが、ずらりと並んでいる(「すし・餅」という店は、寿司と餅をいっしょに売ってた店?)。旅人の往来、店の呼び込みの声などの喧騒が聞こえるよう。そして一歩裏に入ると、名字のない間口の狭い家が続く。農家だったのかな。いや、興味深いです。
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ただ今、一時帰国中。日中はパリよりははるかに暖かいけれど、その分、日が落ちてからの冷え込みが堪(こた)える。こういう時はとてもビールなぞ飲む気にはなれず、もう少しアルコール度数の高い酒をチビチビとやりたい。そういう気分に、紹興酒はぴったりかもしれない。
ウィキペディアによると(こちら)、もち米に麹を加え、1年以上熟成させた中国の醸造酒とある。アルコール度数は14〜18度。日本酒より、ちょっと強い程度。
日本に戻った翌日に飲んだこれには、紹興酒ならぬ「紹興貴酒」という名前が付いていた。でもどうやら正式にそういう呼び方はないようで、「おいしいんだゾ」という程度の箔づけと思われる。甕の中で、10年寝かせたもの。まろやかで飲みやすいけれど、コクが今ひとつだったかな。
それに対して、ちょうど1年前に飲んだこちらは、中国に旅行した人からいただいたもの。同じ10年ものながら、口当たりや余韻の長さなど、まったくの別物だった。
飲んでおいしければそれで十分とはいえ、10年という表示は本当なのかとか、あの琥珀色は何か色を足してないのかとか、つい疑いたくなるのが、made in Chinaの悲しいところ。でもこの下の方は、大満足の1本でした。
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先日夕ご飯をご馳走になったOさんから、嫁が豚の角煮の作り方を教わった。ばら肉の固まり600gを二つ買ってきて、鍋で煮込む。
その時に活躍するのが、日本のスーパーで見つけた、「落とし豚」。この駄洒落、かなりうまくない?シリコン製で、鼻の穴から、いい具合に湯気が抜ける。
最初に下茹でして、醤油、紹興酒、みりん、生姜などの調味料を加え、ついでに大根やゆで卵も投入し、小1時間ことこと煮込めば、出来上がり。簡単だし、初めての割りには、けっこううまくできた。(出来上がり写真、撮るの忘れた・・)
その豚の角煮には、このワインを合わせた。
1989年のシャトーヌフ・デュ・パップ。シャトー・ド・ラ・ガルディーヌという造り手のもの。10数年前に86年と89年を6本ずつ買ったうちの、これがおそらく最後の1本だったと思う。
ほぼ20年経っているにもかかわらず、開けた直後はまだ閉じ切っていて、固くて飲めない。色も深いルビー色で、本当に若々しい。びっくりした。ポムロールを1本空ける間、放置しておいて、改めて味わってみると、すっかりまろやかになっている。でも少しも、くたびれてない。凄い迫力と、豊饒さ。
チェリーやプルーンがたわわに実った、深い深い茂みの中を歩いて行く感じ。その行く手に、豚の角煮が湯気を立てて待っててくれてるという寸法である。
シャトーヌフ・デュ・パップというのは直訳すると、「教皇の新しい城」という意味。14世紀初頭、ローマ教会はフランス王の言いなり状態で、ついに法王庁まで南仏アヴィニョンに移転することになる。もちろん時の法王クレメンス5世は、フランス人である。世界史の教科書に必ず出て来る、「アヴィニョンの捕囚」という出来事です。
その彼が出身地のボルドー地方から、銀行家と葡萄農家、ワイン醸造家を連れて来たのが、このシャトーヌフ・デュ・パップの始まりであると。アヴィニョン時代の法王庁内部は腐敗しきっていたというけれど、でもおいしいワインができたんだから、良しとしないとね。
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世界不況の波がひたひたと(というか、ドッカーンと)押し寄せているため、おとなしく自宅にこもっている。こういう時は、夢のようなお話に浸るしかない。「麗しのサブリナ」を、久しぶりに観直した。
ビリー・ワイルダー監督の、というよりオードリー・ヘップバーン主演のと言った方が、ふさわしい。それほど彼女の魅力全開の映画である。
大金持ちの住み込みお抱え運転手の娘が、パリの料理学校から帰ってきたら、絶世の美女に変身している。そして屋敷の二人の兄弟に求愛されるという、シンデレラストーリー。
普通の運転手の娘が2年間もパリに留学し、最新のパリファッションに身を包めるお金は、一体どこから出て来るのかとか、ツッコミどころは満載である。でもそんなものは、画面からあふれ出るサブリナの生き生きとした美しさの前には、どうでもよくなる。最初はジイサンにしか見えないハンフリー・ボガートも、すごくかっこいい。この人はつくづく、コメディの才能もあるのですね。
セリフも素敵だ。
屋敷のバカ息子に恋をしたサブリナに、父がたしなめる。「娘よ。月に手を伸ばしても、決して届きはしないんだよ」「いいえ、お父様。月が向こうから、やってくるわ」。
そのバカ息子が、サブリナに一目ぼれして、こう言う。「ああ、サブリナ。きみは一体、今までどこにいたんだい」「あなたの家の、ガレージの2階よ」。
それにしてもこのDVDのジャケット写真からでは、この映画の素晴らしさが少しも伝わってこない。せめてあのサブリナパンツのシーンにすれば、よかったのに。ジヴァンシーのファッションの数々は、こちらをご覧あれ。
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ご近所のOさん宅で、晩ご飯をご馳走になる。
ここはほぼトロカデロ広場に面したアパルトマンで、
数年前にはヴェランダから、(前住人のminmin家に)こんな花火を見せてもらったこともあった。
爆発する、エッフェル塔・・。
今回は、O夫人が素晴らしい料理を作ってくれた。
まずは、ちびイカや海老、ムール貝たっぷりの海の幸サラダ。「冷凍を戻して、野菜と和えただけですヨ」と謙遜してたけど、とても美味でした。
それから見た目にも美しい、巾着。中にはスモークサーモンや、アボカドが入ってる。皮はクレープで、口をポワローネギで結んである。ほとんど、レストランの一品みたいでした。
ワインは、銘々が持ち寄って。
シャンペンで乾杯したあと、白はこの2本。右のムルソー・ブラニー1級畑の2004年は、O家所蔵のもの。樽の香りも強くなく、なめらか、柔らかで、好きなワインだった。海の幸サラダにも巾着にも、相性抜群。
左はウチから持っていった、シャブリ。迫力を期待しすぎたのか、ちょっと拍子抜けだったかな。造り手のところで試飲した時と、ずいぶん印象が違った。
続いて、牛フィレのたたき。大根おろしをたっぷり載せ、胡麻酢醤油でいただく。その他、アンチョビをまぶしたパスタとか、いっぱい出してもらって、ほとんどすべて平らげた。満足〜。
赤です。右は、ポムロールのシャトー・ラ・クロワ1994年。特に有名なシャトーでもなく、いい年でもないけれど、ちょうどいい感じに熟成してくれていた。まろやかで優しくて、厚みのある、いかにもポムロールらしいワイン。寒い冬はやっぱり、ボルドーもいいかも。
左のエキゾチックなエチケットは、O氏出張の折りに求めた、ブルガリアのワイン。どんな品種の葡萄なのか、今まで味わったことのない風味だった。ジャム系ではあるんだけど、何の果実と表現したらいいのか・・。
後記;このブルガリアワイン、翌日改めて呑んでみたらすっかりまろやかに、風味豊かに変身していたんだそうな。デキャンタすれば、よかった・・。
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久々の、ランニングネタです。だって、寒いんだもの〜(・・て、誰かのセリフだったような・・)。
金属の固まりを握りながら走るとよけい寒いので、最近はカメラは持っていきません。このセーヌ川増水写真は、今年2月に撮ったもの。あの頃の方が、最近よりは暖かかった気がする。
ここ数日のパリは、午前中2℃、午後でも4℃、どんより曇り空、という天候が続いている。でもエイヤッと走りに出てしまえば、10分ほどで温まってくる。室内で十分ウォームアップすれば、短パンでも全然平気だ(上半身はウィンドブレーカーと軍手着用だけど)。
寒いはずだわ、シロクマがいるし(・・・)。これは1ヶ月ほど前からセーヌ川沿いに留めたクルーザーの上で、地球温暖化の展覧会か何かやってるものの、展示の一部らしい(走りながら横目で見ていくだけなので、よく把握してない)。
これは、何を作ってるところでしょう?
夏休みと年末年始に、コンコルド広場のはじっこに設置される大観覧車です。以前、円形が作られる途中を目撃したことがしたことがあって、それがすごく面白い光景だったので、今回はぜひ写真に撮ろうと、翌日カメラ持参でまた走りに行ったら、すでに真ん丸に完成していてガックリ。
走り終わってまもなく、小雪がちらつき始めた。でも積もることなく、消えてしまったのでした。
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一足先にパリで公開されている、「007慰めの報酬」を観に行った。
午前中第1回目の上映だと、入場料はわずか4.7ユーロ(約570円)というありがたい制度があって、二人でも1000円ちょっとで封切りが楽しめる。平日の午前10時半という回で、しかももう10月からやってる映画だったので、観客は全部で4人しか(!)いなかったけど。
ちなみに原題は、Quantum of Solaceという両方ともラテン語から来た、むずかしい単語。どうしてこんな、とっつきにくい題名にしたのか。窓口でドモってしまった。
内容は第1作を踏襲して、できるだけ荒唐無稽さを排した造りにしようとしている。「ジェイソン・ボーン」以来だと思うけど、この手の映画は格闘シーンとカーチェイスがどんどんリアルになってる。今回も、本当に真に迫ってました。
惜しむらくは悪役のフランス人俳優が、あんまり悪い人に見えなかったのと、復讐譚とはいえ007のセリフにもうちょっとユーモアがほしかったことかな・・。ウクライナ人のボンドガールは、非常にチャーミングでした。
10年後のボンドガール(笑)・・。
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ご近所さんを招いての、夕食会。
白は、このシャブリを出した。ドメーヌ・ビヨー・シモン(Billaud-Simon)の1級畑モン・ド・ミリウ(Mont de Milieu)。古木の葡萄から作った、2003年である。去年シャブリ村を訪れた際に、このエチケットにある通りのひなびたお宅を訪れて、確か6本ほど買った記憶がある。
ゆったりとした桃の香り。それほどミネラルは強くなく、優しい口当たり。でも余韻は、十分に長い。この季節のチーズ、ヴァシュラン・モンドールとの相性も、申し分なかった。
赤は何にしようかと、いろいろ考えた末に・・、
棚の奥の方で眠り続けていた、ムートンの1984年を引っ張り出した。確か20年近く前に、スーパーマーケットで毎年秋にやってる、ワイン安売り市で何本か買ったうちの1本だったと思う。
当時はボルドーバブルのはるか以前で、しかも不作の年で評価も低かったため、5、6000円ほどで買えたのではなかったか(当時の資料を引っ張り出して確認したら、1994年に198フランで買っていた。4500円ぐらい)。
80年代ではもっとも評価の低いビンテージでもあるし、もはやすっかりくたびれ果てているのではないかと危惧したのだが、これがビックリだった。
すでにかなり酔っぱらっていてブレブレの写真ながら、艶のある色調はわかっていただけるかと思う。匂いも完熟のベリー健在で、あからさまな熟成香ではない。口に含むと、何よりまろやかな、包み込まれるようなタンニンが、優雅な気持ちにさせてくれる。呑むほどに、みんなの顔がほころんで、あっという間になくなってしまった・・・。澱が異常に少ないのにも、驚きました。
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出稼ぎ終了もつかの間、スペインに2泊3日で行ってきました。
ロワール川を越えるといつの間にか厚い雲も切れて、去年の春に旅行した南仏モンペリエ辺りの地形が、鮮明に見えてきた。水田のようなのは、おそらく塩田の一部ではないかと。
バルセロナ郊外のグラノレスという町の定宿に泊まり、いつもの「パン・コン・トマーテ」というレストランに行く。(前回は、こんなの食べました。こちら)
今回もオジサンばかり3人で行って、カメラマンのA田氏が、こんな前菜を頼んだ。おそらく、初体験。「ええ、知らないの?」と、バカにされる。カタルーニャ名物の、焼きそばなんだそうな。確かに醤油味のような、あっさりした焼きそばとしか形容しようのない料理。柔らかいイカの切り身が、よく合っていて美味しい。名前は3回ほど聞いたけど、覚えられなかった。
ホタルイカ(?)の揚げたのも、山盛りになって出てきた。
マグロのステーキ。中はほとんど、刺し身のような焼き加減。新鮮でおいしいけど、とにかく量が多いので、最後はちょっと飽きてしまうかも。
牛の腸詰めと、インゲン豆。オリーブ油で、上品に炒めてある。
そしていつもの、卓上ワイン。他にイベリコ豚の生ハムとか、大盛りサラダとか、デザートとかコーヒーまで頼んで、一人20ユーロ(2400円)ほど。味を考えると、ものすごく安い。バルセロナから20kmほど離れた、すでに片田舎といっていい町にある、特に有名でもないレストラン。でも来る度に、満足して帰れる。
早く決まると、いいね・・。
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更新が、滞ってしまいました。先週末から、断続的にADSLがつながらないトラブルに見舞われ、メールは事前に書きためて、復旧した瞬間にそれっと送るわ、ホームページはオフラインであとから見るわ、いろいろ苦労しておりました。今日になって、ようやく回復したみたいです。
さて、今年もどうやら無事に出稼ぎも終了したので、近所のイタメシ屋でささやかに祝うことにした。
「セッテベッロ」Settebelloという名前のレストランで、日本人の駐在員の人々の間で、評判がいい。中はこんなふうに、気の置けないトラットリア風。
イタリア人の店員さんが感じが良く、お勧めを訊きつつ、いろいろ注文する。イカやズッキーニの揚げたのとか・・・、
タコを薄〜く切ったカルパッチョとか。とにかく量が多いので、大人数で行って、みんなで取り分けた方がいいと思う。一人とか二人で前菜とメインを各自取ったら、間違いなく食べきれない。
このパスタも、大皿に盛られてきて、これで一人前。セップとか、いろんな茸がドッサリ入った平たいタリアテーレ。
定番のミラノ風カツレツ。それぞれ味は、パリにもこんなイタメシ屋があるんだと感心するレベルです。
ワインは、バローロの有名な造り手アルド・コンテルノのイル・マサンテという2007年の赤。「魚にも肉にも合うワイン」と頼んだら、これを持って来てくれた。バローロというとタンニンどっしりのイメージがあったけど、このドルチェットという品種は、フレッシュ感に優る。本来は日常ワイン用の、要は大衆的な品種らしいけど、しっかり作ってる印象だった。
店の感じもいいし、おいしいし、ボリュームたっぷり。でも値段は一人40〜50ユーロと、イタリアの同じような店より2倍は高い感じ。もうちょっと安いといいんだけど、この界隈では仕方ないのかも・・。
Settebello
9, rue Duban 75016 Paris
tel: 01 42 88 10 15
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