欧州版プチ・ナビ、ですヨ。
パリ在住のMカメラマンから、「すごくいいよォ〜」と強く勧められて、購入したのが、これ。
文字通り、手の平サイズの物体。オランダのメーカーが作った、TOM−TOM(タムタム)という簡易ナビです。
開けると、こういう機械が入っている。スクリーンは、かなり小さい。値段も199ユーロだから、日本円にすると3万円ちょっと。日本のナビが20ン万円するのに比べると、相当に安い。
でも簡易ナビとはいえ、中味は非常に充実している。僕の買ったバージョンは、ヨーロッパ22カ国の地図がすべて入り、音声ガイドもそれぞれの国語の男声女声に切り替えられる。なによりタッチパネルの操作が直感的で、ほとんど取説なんて要らないぐらいなのが、ありがたい。行き先入力も、しごく簡単だ。
クルマにはこうやって、フロントガラスの内側に付属の吸盤で取り付ける。見やすいように、自由に角度も変えられる。電源はシガーライターから取るので、コードが武骨に見えてしまうけど、それはしょうがない。内蔵電池で2時間は使えるので、歩きながらの場所探しにも便利。
写真だとずいぶん向こうにあるように見えるけど、地図は十分クリアに見えます。
画面は、こんな感じ。下のバーに出ている情報は左から、「375m先を右に曲がる」。次の数字は、上が「目的地まで、あと55,3km」。下が、いかにもヨーロッパらしいのだけど、制限速度と実際の車速表示。制限速度を10km近く超えると、赤地に変わって警告するようになってる。ドイツのアウトバーンを走ってる時は、ちゃんと制限速度表示がなくなってた。芸が細かい!
GPSを利用しての車速なので、クルマのメーターよりもかなり正確なはず。僕はスピードメーターより、もっぱらこちらばかり見ていたくらい。そして右端が現在時刻と、その下が到着予想時刻。早起きでショ。今回は片道60kmの道を、毎日通っております。
昨日はパリからベルギー経由でドイツのアーヘンという町まで行ったのだけど、ホテルの住所をセットすると、実にスムーズに連れて行ってくれた。速度検知レーダーに近づくと、警告音が出る機能もついてる。
唯一の、そして最大の欠点は、トンネル内ではGPSが探知できず、モノクロになって凍ってしまうこと(2枚目の写真が、それです)。まあ日本みたいにトンネルだらけではないので、そんなに不便ではないかも。でもトンネル内で分岐があると、完全にお手上げである。
とはいえ僕のような重症の地理オンチには、実に助かる。もう出発に際して重い地図を持って行ったり、目的地の場所をプリントアウトする必要もない。簡単に持ち運べるから、飛行機や鉄道の旅先でレンタカーを借りて、そこで取り付けるなんてこともできるしね。
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