ひまつぶしに、ひつまぶし。
名古屋周辺の人には説明するまでもないですが、「ひつまぶし」という大変おいしいウナギ料理がある。蒲焼きを小さく刻んで、小ぶりのお櫃に入れたものを食べる。長い間、名古屋の「知られざる名物」だったのが、ここ数年は東京でもちらほら食べられるようになった(詳しい由来、食べ方などは、こちら)。
去年の夏にネット検索した時は、秋葉原のヨドバシの上、「うな匠」という店がヒットしただけだったが、今年になると一気に増えている。それだけ東京でも、市民権を得つつあるということか。その中から、有楽町の「ひつまぶし名古屋・備長」という店に行くことに。
予約しようと電話したら、「予約は、1日3組までです」と断られる。そんなに、人気の店なの?それで早めに、6時頃に出かけていった。幸運なことに、店内中央にある大テーブルに、ちょうど3席だけ空いていた。
テーブルの真ん中に置いてある仕切りを、客の人数によって動かして、仕切りを作る。だから相席でも、ほとんど気にならない。いいアイデアだ。
注文を受けてから焼いてるようで、20分くらい待つ。これが、ひつまぶし1人前。小ぶりのお櫃(ひつ)に、二段重ねに蒲焼きがぎっしり。それを茶碗によそって、そのまま食べたり、薬味を加えたり、出し汁でお茶漬けにしたり。個人的には、薬味バージョンが一番おいしかったかな。
ガラス窓越しに、備長炭で蒲焼きを焼いてる職人さんが見える。
去年の「うな匠」の時も思ったけど、名古屋で食べたのはもっとずっと量が多かった気がする。でも東京では、これぐらい上品なのがいいのだろう。
7時過ぎに帰る頃には、店の外に待ってる人がズラリ。関東風の蒸した蒲焼きしか食べたことのない人も、一度試してみてくださいませ。
http://www.hitsumabushi.co.jp/top.htm
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コメント
やっぱりうまそうですね。
東京でもメジャーになって美味しいひつまぶしが食べれるようになってくれるとホントありがたいです。
でも、愛知もそうですが、東京でも皆並んでるんですね。
投稿: minmin | 2008年8月 6日 (水) 23時08分
今度は嫁に、味噌煮込みうどんを食べさせようと思ってるんですが、こちらはさらに認知度が低いみたいで、山本屋ぐらいしかなさそうですね。
投稿: ムッシュ柴田 | 2008年8月 8日 (金) 00時28分
愛知県人と結婚して10ン年、ひつまぶし(絶対蒸さないほうが美味しい!)と味噌カツ(とんかつソースより断然ウマイ!千切りキャベツにも合う♪)は大好きになりましたが、味噌煮込みうどんの山は、まだ征服できていません・・・。
投稿: しろみ | 2008年8月 8日 (金) 00時57分
名古屋の瑞穂運動公園からそう遠くないところに、それはそれはおいしい味噌煮込みうどん屋があったのですが、名前が思い出せない・・。
投稿: ムッシュ柴田 | 2008年8月 8日 (金) 09時55分