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2008年7月23日 (水)

フニクリ、フニクラ〜♫

 せっかく晴れたので、山へ。

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 最初はスイスの定番、グリンデルワルドにしようかと思ったが、ルツェルンからではちと遠い。クルマで20分ほどのフィッツナウという湖沿いの村まで行って、そこから登山電車で標高1751mのリギ山へ上る。頂上からはアイガーやユングフラウなど、雪をいただく3〜4000m級の山がズラリと見えるのが売りらしい。

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 乗るのは、こういう電車。客席ごとにドアがついてる、ずいぶんレトロな客車だ。何でもこの路線は、ヨーロッパ最古の登山鉄道だそうな。

 ちなみに題名にした「フリクリ・フニクラ」は、最近では「鬼のパンツ」の替え歌の方が有名かもしれない(作詞は田中星児の説あり)。ナポリ・ベスヴィオ火山への登山鉄道の歌だが、実はこの路線を作ったトーマス・クック社の依頼による、世界最古のコマーシャルソングらしい(こちらの解説が、よくできてます。それから、歌を聴いてみたい人は、こちら)。

 おらが静岡の民謡、「ちゃっきり節」が、静岡電気鉄道によって北原白秋に依頼されたのと、経緯がよく似てる。(こちら)

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 車内はこんな感じで、トレッキング客でぎっしり。

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 これこれ、この絶景が登山電車の妙味。これだけの傾斜だと鉄輪が滑ってしまうので、車両下の歯車で噛みながら、えっちら登って行く。

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 そろそろ雪山が、見えてきた。腕をいっぱいに伸ばして後ろを撮ってたら、電柱にぶつかりそうになった。アブナ。

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 頂上近くで、別の駅から登ってきた青い電車としばらく並走。以前の交通博物館といい、スイスは鉄ちゃんの聖地と言えるでしょう。(続きます)

 


 




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