「ル・パンフレ」再訪。
2ヶ月前に行って気に入ったレストラン「ル・パンフレ」を、再び訪れた。(1回目の報告は、こちらです)
今回は、日本に帰国するN夫妻のお別れ食事会である。パア〜っと行こうかと思ったけど、両家ともお腹ぺこぺこというほどでもない。前回は65ユーロ(約11000円)のコース・メニューをキムタカ氏にご馳走してもらったが、これでは全部平らげられそうにない。そこで前菜、メイン、デザートで35ユーロ(約6000円)のコースにする。
トマトベースの冷製スープに、魚肉団子揚げを添えたつき出しに続いて・・、
前菜は、茄子と子羊のコンフィ。コンフィというのは、その食材自身の脂でじっくり煮たり焼いたりしたもの。フランス南西部の鴨のコンフィが、その代表的なものだろうか。普通に焼くとぱさつきやすい鴨も、ねっとり、しっとりした風味になるのだ(う〜、よだれが出てくる)。
この子羊も、筋っぽい部位なのに、極上の柔らかさだった。
メインは、上が鱈(たら)、下が骨付き鴨の、いずれもロースト。鱈は下にジャガイモのピュレが敷いてあって、ジロール茸風味。鴨は、トウモロコシの粉を蒸したポレンタや蕪(かぶ)、ラディッシュなどが添えてある。
こうやって3枚並べてみると、ソースの掛け方がけっこうワンパターンかも?でも味は、文句ありませんでした。
ワインはロワール地方サンセールの赤を注文する。サンセールといえばキリッとした白が有名だけど、ピノノワールから作られたこの赤は、軽やかながら余韻も長く、魚も肉も味を引き立ててくれる。1本38ユーロ(6500円)という値段以上のポテンシャルを感じた。
そしてデザートは・・。
軽く温めた白桃にピスタッチオをまぶして、バニラアイスを載せたクランブルケーキ風(この写真の見た目より、ずっとおいしかったです・・)。爽やかな酸味が、食事の締めには最高でした。今回もギャルソンヌのお姉さんたちは、すごく愛想よかったし。満足、満足。
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