本場のタコ焼き、でっせ。
関西の「タコ焼き伝説」、ご存知でしょうか。各家庭に1台は必ずタコ焼き器が常備され、関西人たちは幼少時からその道に精進するという・・。
最近仲よくなったK家のご主人は、大阪出身である。もちろんパリにも、タコ焼き器といっしょにやって来た。「タコ焼きパーティをしましょう」というありがたいお誘いに、待ってましたと応じる。
当日はわが家まで、材料、器材一式を持って来ていただく。着くなり、準備に取りかかるKさん。粉と混ぜる水の分量は、思ったよりずっと多い。ほとんど、もんじゃ焼きのようなサラサラの感じ。「そういえば東京に来て、もんじゃ焼き食べました?」という問いに、「ええ。一度、連れていかれましたけど・・」と、言葉を濁すKさん。きっと、けっこうなカルチャーショックを受けたんだろう。
千枚通しみたいなものでひっくり返して行くのだが、いやその速いこと。
ソースとかつお節と青のりを、たっぷりかけて。東日本で食べるタコ焼きに比べると、ずっとふわっとしている。ちょっと、明石焼のような食感。作るそばから、子供たちが平らげて行くので、製作が全然間に合わない。
ワインは最初に、アルボワのシャルドネ2005年。3月のワイン市で買ったもの。それから赤は、シャンボール・ミュジニの1級畑レ・シャトロ。同じく2005年で、こちらは11月のワイン市で買ったものだ。
このブルゴーニュが、タコ焼きと相性抜群だった。お酒はほとんど飲めないというKさんだが、「おいしい、おいしい」とグラスが進む。また新たにワインを好きになってくれた人ができて、よかった、よかった。
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コメント
うぅ!タコ焼きにシャンボール・ミュジニ1級なんて・・・
日本にいる私はとーっても贅沢な感じがしてしまいますが、
タコ焼きの香ばしさとたれの風味が、
熟したピノのあまーい果実味に合いそうですね。
貧弱なピノだと負けてしまうかも?
投稿: Sonny Katz | 2008年6月 5日 (木) 10時23分
そうですよね。タコというより濃厚なソースに、合うんでしょう。酸味の優った赤では、お互いのおいしさを打ち消してしまうかもしれません。
投稿: ムッシュ柴田 | 2008年6月 5日 (木) 12時32分