ブラームスは、お好き?
今夜は、サル・ガヴォーというコンサートホールに出かけた。
客席数500ぐらいの、ごくこぢんまりとしたホールで、フランスにかつて存在したピアノメーカー、ガヴォー社の遺したものだ(ガヴォーのピアノについては、こちら)。舞台正面のパイプオルガンが美しい。
葉加瀬太郎のヴァイオリンコンサート。タレントの高田万由子のダンナさんというぐらいの知識しか、僕にはなかった。入ってすぐのカウンターバーでシャンペンを飲みながら眺めていると、観客の9割方は日本人。そのうちの8割ぐらいは、30〜40代の女性だ。その理由を、嫁から教えてもらう。セリーヌ・ディオンと共演した曲がドラマで使われたりして、大ヒットしたとか。
コンサートの印象は、カリフォルニアワインみたいと言ったらいいのか・・。いきなりおいしい、いきなりドラマチックという感じ。ブラームスが好きみたいで、そんな選曲もその印象をさらに強くする。
休憩を挟んだ第2部から徐々にほぐれ始め、延々と5、6曲弾き続けたアンコールが、一番盛り上がったかな。娘の誕生の際に作った「Angel in a House」とか、アイルランドの曲とかが、特に良かった。パパイヤ鈴木みたいな風貌から、ものすごい超絶技巧が繰り出される。でも本人も十分に楽しんでる感じで、ブラームスよりこっちの方が、ずっとリラックスして聴くことができた。最後はみんなで手拍子、フラッシュもバチバチという感じでした。
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