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2008年4月 4日 (金)

バーレーンで、地元メシを食す。

 今年前半の出稼ぎも佳境に入り、東南アジアから中東へ移動した。今週末はペルシャ湾に浮かぶバーレーン王国に滞在している。(地図はこちら)

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 「新撰組!」、ではない。これが王国の国旗である。絶対君主制がほとんどの中東では珍しく、ここは立憲君主制を取っている。二院制の議会があって、首相もいる。でも実質的には、相変わらず王族が権力を握っているだろうことは、首都マナマの街をちょっと歩けば、何となく感じることだ。

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 もうすっかり日の暮れた夕方6時過ぎに、マナマ空港に着陸。旧市街のど真ん中にあるホテルに向かう。この国ではタクシーが平気でふっかけるのには慣れてたはずが、今夜の運転手はひどかった。ホテル前で延々と言い争いを続け、ウンザリした気分で夜の街に出る。

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 でも、あてもなく歩き回っているうちに、「ま、いっか」という気になって、とりあえずメシを食うことに。左が、その食堂。右の得体の知れない店は、パソコンや携帯のアクセサリーを売ってるみたいだけど、「マスク」のキャラクターを無断で使っていいのか?

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 ガラスケースに並んでいるものをいろいろ指差したら、前菜はこれが出てきた。中東名物の豆や茄子をすりつぶして、オリーブ油で和えたペースト。右から2番目の赤いのは、ドライトマトとピーマンだったと思う。左端は、黒オリーブ。これをインドのナンみたいなパンに載せて食べる。オイシイ。一気に機嫌が直る(単純)。

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 メインは、羊のひき肉を鉄串に巻いて、炭火で焼いた一品。岩塩で味を整えただけながら、肉本来の旨味がうれしい。これでお勘定は、2,5ディナール(約750円)。砂漠の民の食事の一端に触れたような、ほんのり幸せな気持ちを抱えて、ちょっとキタナイ宿に帰ったのだった。





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