便利だヨ、パリのレンタル自転車システム。
去年の夏以来、パリ市内を自転車で走る人の数が目覚ましく増えている。なぜかといえば、Velib(ヴェリブ)という乗り捨て自転車システムが導入されたからである。
フランス語のVelo(ヴェロ自転車)と、Liberte(リベルテ自由)を組み合わせたヴェリブ。簡単に言えば、最寄りの駐輪所から自転車を借り出し、市内の好きなところで乗り捨てるシステムである。すごく便利。今後の都市交通を考える上で、画期的なシステムだと思う。僕もすぐに、年間会員になった。いろいろ不便なところもあるけれど、その点はおいおい述べるとして。
ホームページを見ると、去年末の時点ですでに20600台(!)のヴェリブが走っているという。ステーション(駐輪場)も1451ヶ所。パリ市内なら、少なくとも200m圏内に1ヶ所はあることになっている。
うちからも歩いて数分のところに、こんなステーションが3ヶ所ある。
旅行者とか、年会員じゃない人は、まずはこの柱に歩み寄る。
24時間有効チケットが、1ユーロ。1回30分以内に乗り捨てれば、何回でも何十回でも使える。支払いは、クレジットカードのみ。1週間貸し切りでも、5ユーロだ。
裏に回ると、付近の地図。ここに自転車が1台もなかったり、逆に乗り捨てようと思ってもいっぱいで場所がない場合、最寄りのステーションを探すのに使う。
一方、年会員はSuikaのような非接触型ICカードを、借りたい自転車が連結されているドックの上にかざす。それでガチャッと自転車が外れ、あとはペダルを漕ぐだけ。年会費は29ユーロ。これまた1回30分以内なら、無料で乗り回せる。
自転車は見た目武骨で重そうだが、3段変則付きでもあり、思ったより軽快だ。ただしハンドルは左右にかなり出っ張っていて、小柄な人には操作しづらいと嫁は言っていた。
こんな感じ。右の円いボタンのようなのが、変速ギア。左側は回して鳴らすベル。(パリ市内試乗記、次回です)
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