ヴァレンタインには、京の和菓子。
フランスのヴァレンタイン・デイはここ数年、おそらく花屋の陰謀に違いないが、「バラの花を贈りましょう」ということになっている。
でもやっぱりチョコレートであるべきだと、われわれは思うわけです。そこで老舗のメゾン・ド・ショコラへ直行。高級トリュフなどには目もくれず・・、
エクレア・ショコラを、ふたつ買った。パリに数あるエクレアの中でも、ここのが一番うまいと思う。値段は、ちと張る。本来なら日本でいう駄菓子に近いエクレアが、ひとつ4ユーロ(約640円)。だから、こういう時しか買わない。
一方、娘はこの日、日本文化会館で開かれたお茶会に出席していた。(ニュースはこちら)裏千家家元の千宗室氏がパリを訪れ、日仏の子供たちを対象に開いたものだ。ミーハーな親たち(われわれです)は、会館ロビーで子供を見送るふりをして、家元の到着を待つ。
入り口付近が騒がしくなり、家元登場。周りにいた人たちが、へへ〜と平伏する感じ。もちろん写真撮影は、厳禁。でも本人は、腰の低い感じの人だ。真冬なのに、紗の着物を着てはりましたなぁ。
夕方帰宅した娘は、大満足の様子。お点前もさることながら、そのあとの和菓子製作がなにより楽しかったようだ。
なんと京の老舗「老松」の主人が家元に同行し、子供たちに直々に教えてくれたらしい。左2点は、娘の作った朝顔(上)と、下は菊かな?右はプロのお手本。当然ながら、違いは一目瞭然だ。でも味は、そう変わらなかったかも・・。
ところで、これが何かと言うと・・。
左が、買ったばかりのエクレア。右のミニチュアは、1月8日にも紹介した(こちら)フェーヴの、メゾン・ド・ショコラ版なのである。この店で売ってるガレットには、このフェーヴが入っている。写真では見えないが、茶色の包み紙に店名まで入ってるという芸の細かさである。
夕食後、和菓子3連発に、エクレアをまるごと1本。さすがに、ふくらみました。
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コメント
ちょうどバレンタインにメゾンデュショコラのエクレアが食べたい~!!と夫と話していたところで、超ウラヤマシイです。
裏千家家元のお点前と老舗の和菓子作りって、日本でもなかなか経験できない豪華さ!しかも子供向け!!パリならではですね。
投稿: しろみ | 2008年2月15日 (金) 07時43分
パリにお立ち寄りの際、あれもこれもと激しく食べ過ぎないよう、ご注意召されヨ。
やっぱり絵文字は、そちらの方が百倍いいね〜。
投稿: ムッシュ柴田 | 2008年2月15日 (金) 09時17分