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2008年2月21日 (木)

100年前の写真の謎。

 わが家の居間の壁には、こんな写真が掛かっている。

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 2枚とも、古い古いパリの写真である。以前住んでいた界隈が、昔はどうだったのか知りたくて、そういう写真ばかり集めているロジェ・ヴィオレという店で購入した。(コンタクト先は、こちら)

 で、こないだ走りに行った時、ついでにこの2枚の写真とほぼ同じ位置から撮影してみた。前々から不思議に思っていて、確かめたいことがあったからだ。

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Cimg3780

 1980年代、僕はこのセーヌ川にかかるポンヌフ(新橋)の先、写真の奥にあるセーヌ通りに住んでいた。ちなみに古写真店のロジェ・ヴィオレも、この通り沿いにある。

 撮影されたのはおそらく20世紀初頭と思われるが、すでに当時の建物は取り壊され、レンガ造りになっている。道路に面して日よけがズラリと見えるのは、カフェやレストランや商店やらが並んでいたのだろう。この写真を見るだけでも、すごい活気を感じさせる。でもこれまた今や、一軒もなくなっている。

続いて・・。

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 こちらは1990年代に住んだ、マレー地区ランビュトー通り。セーヌ通りに比べると、変わり方は少ない。道路は石畳からアスファルトになったが、両側の建物はほとんど当時のままだ。右手前の建物は2階部分に女性の顔の彫刻がズラリと並んでいるのだが、これは今もちゃんとある。左手前は今もカフェだし、もしかして100年前からずっと営業してたりして?

 古い写真の方を拡大してもらうと、道路の真ん中をイヌが飛び跳ねてたり、2階建ての乗り合いバスが走ってたり、なかなか楽しい。こちらは最初の写真より、もう少し時代が下ってるかもしれない。やっぱり、活気がみなぎってる。それにしても昔の男は、ほぼ全員が帽子を被っていたのだね。

 で、最初に疑問と言ったのは、「撮影者の立ち位置」である。新旧の写真を見比べてもらうとよくわかるのだが、昔の写真は2枚ともすごく目線が高いのだ。2m50から3mぐらいの高さから、撮影してる感じ。マレーの方など、僕は両手を高々とあげて撮ったのだが、それでも古い写真はさらにその上を行っている。つまり2階建てバスの上から撮ったか(でも1枚目は舗道の上だ)、道の真ん中に足場を組んだとしか思えない。

 どなたか、真相を知ってませんか。





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コメント

本当だ。目線の高さが違うのがよくわかります。
でも、100年前の写真とほぼ同じ写真が撮れるのだから、パリって本当にすごいですね。

今日はサントリー美術館で開催中のロートレック展を見に行ってきました。古いパリの映像などもあり、興味深かったです。

投稿: みなみ | 2008年2月22日 (金) 12時55分

遅ればせながら、完走おめでとうございます。疲れは、すっかり取れましたか。

投稿: ムッシュ柴田 | 2008年2月22日 (金) 16時42分

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