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2008年1月21日 (月)

生ハムとチーズと、白ワイン。

 スペイン土産に、セビリア空港で生ハムの固まりを買って帰った。ドングリだけを食べて育った豚(ほんと?)で作る最高級のハモン・イベリコにはとても手が出ず(1kg1万円ぐらい)、格下のハモン・セラーノにした。エサが何なのかは、知らない。

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 ハムだけでは淋しいので、フランス・アルプス近くで作られるコンテチーズの、18ヶ月熟成したのも添える。あとはジャガイモやブロッコリー、人参を茹でて、マスタードで食べる。

 さてワインは、何にするか。

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 セラーの中に、1993年のシャサーニュ・モンラシェ(ブルゴーニュの銘醸白ワイン)を発見。一級畑のレ・ヴェルジェールである。しかし情けないことに、いくら考えても、いつどこで買ったのか思い出せない。ミシェル・コラン・デルジェという造り手の名前も、全然ピンと来ない。

 ちなみにお正月に呑んだシャサーニュは、赤(「年末年始は、こんなの呑みました」)。本来は、こちらの白で有名なワインである。

 とはいえもう15年も経ってるし、盛りは過ぎてるかと思われた。

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 ところが黄金色の液体はあくまで澄んで、きらきらと光を跳ね返している。グラスを静かにまわすと、ワインの「涙」がゆっくりと内側を滑っていく。

 最初に口に含んだ時は、アルコールが強くてバラバラな感じがした(アルコール分は13,5%、白にしては強い方)。でもしばらく置いておくと、一口ごとにまろやかになっていく。十分な熟成と同時に、驚くほどの張りも感じられる。色と香りは、ソーテルヌのよう。後味は、いつまでも苦味が残る。でもコンテといっしょだと、その苦味がウソのように消えてしまう。生ハムも悪くないが、コンテとの相性はこれ以上はないほど抜群だった。

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 デザートは娘が生まれて初めて作った、フルーツのヨーグルト和え。不揃いに切ったリンゴやミカンやバナナが、ヨーグルトと蜂蜜とブルーベリージャムにやさしく包まれていた。



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コメント

この造り手、昔訪問しました。当時は他との比較で非常にお値打ちで、友人と一緒にまとめ買いしました。あまり長持ちしそうになかったので、どんどん開けてしまったのですが、やはり取っておくべきですね、我慢して。
デザート、美味しかったでしょうね!(涙)

投稿: minmin | 2008年1月22日 (火) 20時39分

 やっぱり師匠は知ってただけじゃなく、訪問までしていましたか・・(拝伏)。
 うちのパティシエはその後調子に乗りまくり、毎日同じデザートで攻勢をかけてます(笑)。

投稿: ムッシュ柴田 | 2008年1月23日 (水) 00時00分

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