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2008年1月 8日 (火)

フランスにもある、新年の「儀式」。

 超満席の飛行機で、折り重なるようにしてパリに戻ってきた。自宅到着後、成田で義父母からいただいた鯖の棒寿司をつまんで、夜8時前にはバッタリ。午前4時には目覚めてしまう。

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 さて、これは何でしょう。発掘現場は、こちら↓。

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 フォークで突っつきまくって美しくないので、小さな写真で。そして発掘前は、こんな感じ。

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 最近は日本でも、ケーキ屋さんに並ぶようになったそうな。ガレット・デ・ロワ(galette des rois)という名前のパイ生地のケーキで、中は普通、マジパン(アーモンドの粉末や卵、砂糖で作ったアンコ)が詰まっている。

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 こんな感じ。で、その中のどこかに、さっきの発掘品が埋まっている。

 フランスでは新年になると、エピファニー(公現祭)という祭りを祝う。カトリックの場合、幼子イエスの誕生後、東方の3博士が訪問したことを記念して、ミサを行う。でもそういう宗教的な意味は今ではすっかり薄れ、家族みんなでこのケーキを切り分けて食べ、誰が中からこの宝物を掘り出すかを競うゲームになっている。

 もともとは、ただのソラ豆(feveフェーヴ)を入れてたらしい。だから今でも、これはフェーヴと呼ばれている。でもこのフェーヴ、どんどん派手になってきて、無数のバリエーションが登場し、フェーヴコレクターもたくさんいる。フェーヴだけ別に売ってるケーキ屋も、少なくない。

 そしてこのフェーヴを探し当てた人は、買った時に付いてくる王冠を被り、相手となる王子様、あるいは王女様を指名する。

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 苦節ン年、今年は嫁が初めて射止めたのであった。


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コメント

あらまっ!かわいいおヒメさまですこと!!
ラクダのフェーブがまた、かわゆいですね。
フェーブって、ソラマメみたいな名前だなぁ?って日ごろ思ってたら、ほんとにソラマメのことだったんだぁ〜〜?!って、知らなかったのは私だけ?!新年早々、とお〜ってもお勉強になりました。ガッテン! ガッテン!!
ところで、最後にくっついてた「院長のほっこりブログ」って、お知り合いデスカ?一瞬パリで整体やってるヒトかと思ったけど、よく読むと京都っぽい??ならば、このそうそうたるガレットたちはどこから来たのか???今どきは日本でも(関西でも!)エヴァンやエディアール、エルメなど、何でも買えちゃうの〜?

投稿: みらくるりん | 2008年1月 8日 (火) 11時34分

毎度どうも。日本でもけっこうやってるみたいで、エヴァンのガレットも買えるらしいヨ。フェーヴがてっぺんに載ってるのが、すごいよね。

投稿: ムッシュ柴田 | 2008年1月 8日 (火) 11時35分

コメントをいただいた時間を見たら早朝だったので、まだ日本なんだと思っていたら、あらびっくり。
初・王女さま、おめでとうございます♪

投稿: しろみ | 2008年1月 8日 (火) 12時16分

時差ボケにじーさんボケを併発して、毎朝4時に起きてます。そちらはもう、コンゴですか。嫁がエジプトに行きたいと騒いで、大変です・・。何とかしておくれ〜。

投稿: ムッシュ柴田 | 2008年1月 8日 (火) 15時54分

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