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2008年1月24日 (木)

ヴァレンシアを走る。

 と言っても今回は、ヴァレンシア市内ではなく郊外に宿泊中。周りは工場地帯で、その合間に巨大ショッピングセンターと草地という、ひたすら殺風景な景色が広がっている。

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 ピレネー山脈を越えると、道路沿いの看板が一気に野放しになる。夏には海水浴場で大音響の音楽が鳴ってるのも、日本に似ている。

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 午前7時半。だいぶ日が長くなって来た。

 ALという文字が頭につく言葉は、多くがイスラム起源だという(ここで3つぐらい例を挙げたいところだが、ALCOHOLしか思いつかない)。この看板に見える地名も、イベリア半島が15世紀以前にイスラムの領土だった頃の名残だと思われ。

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 通勤を急ぐクルマの排気ガスを浴びながら走っていると、ようやく集落らしいところにたどり着く。線路をまたぐ、巨大歩道橋。このつづら折りを人々は毎日、左右左右と往復しながら向こう側に渡っているのだろうか。

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 街はまだ薄闇の中に沈んでいて、時おり散歩する老人に出会うばかり。

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 通りの名前の表示や、民家の正面がしゃれたタイルで飾られている。もしかしたらこの辺りは、タイルの産地なのかもしれない。

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 とりとめもないジョギング噺に、なってしまいました。

 

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コメント

はじめまして。
かつて、ほんの少しだけパリに住んでいたことがあります。
そして、去年10年ぶりぐらいにパリに行きました。
とにかくパリが大好きで・・・走ること、ワインも同じぐらい大好きなのです。
ブログをときどき楽しみに拝見させていただいていました。
写真がとても素敵です。
これからも素敵なブログを楽しみにしています。

投稿: みなみ | 2008年1月25日 (金) 12時22分

みなみさん、コメントありがとうございます。

ノンビリしたことしか書けませんが、また時々ごらんになっていただければうれしいです。

投稿: ムッシュ柴田 | 2008年1月25日 (金) 12時48分

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