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2007年12月 5日 (水)

ヘレスを走るーその1ー

 今週はヘレスに滞在している。ヘレスは、スペイン・アンダルシア地方の古都。そしてもちろん、シェリー酒の産地である。

 毎日、雲が一片もない快晴が続いていて、日中は気温が20℃近くまで上がる。でも内陸部にあるので、朝晩はけっこう冷える。朝8時過ぎ、ようやく空が白み始めるのを待って、ジョギングに出かけた。

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 街路樹にオレンジがたわわに実っているのを見るたびに、南スペインに来たことを実感する。昔々、妻と初めてこの地方を旅行した時、彼女が最初にビックリしたのがこの光景だった。「どうしてみんな、取らないのかしら」と人通りがないのを見計らって一つもいでみる。そして口に入れて、放置されてる理由に納得する。僕も食べてみたけど、今も思い出せるぐらい強烈にマズかった。

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 旧市街の路地を走っていると、学校に通う子供たちと通り過ぎる。この東洋人は朝っぱらから何をしてるのという顔をされた。もう空はすっかり青いのだけれど、日陰の路地に露出を合わせたら白く飛んでしまった。気温9℃、ほぼ無風。心地よく汗が吹き出してくる。

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 町外れに近づき、石造りの門が見えてきた。「ティオ・ペペ」で有名なシェリー酒メーカー、ゴンザレス・バイアスの醸造工場である。この辺りまで来ると、風に乗ってシェリー酒の匂いが漂ってくる。走りながら、幸せな気分になる。工場に沿って長い坂道を下り切ると、人家もまばらになり、アンダルシア平原ももうすぐだ。

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 門からのぞくと、オジサンが一心にブドウ棚の枯れ葉を落としていた。

(続きます)

 

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コメント

懐かしいですねヘレス。最後に行ってからもう9年が経ちます。オレンジは気づかなかったなぁ。シェリーにしか目がなかったから……。

投稿: 世良耕太 | 2007年12月 5日 (水) 13時51分

シェリーもいいけど、やっぱりリオハだよね・・。

投稿: ムッシュ柴田 | 2007年12月 5日 (水) 14時02分

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