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2007年11月29日 (木)

"マイナーリーグ"のワインたちーその1−

 先週末は、恒例のワイン市に出かけた。毎年春と秋、パリの見本市会場で開催され、年々規模が大きくなっている。会場もどんどん、広いところへと移ってきた。一体、全部で何軒の作り手が参加しているのやら。でもカタログやサイトを見ても、なぜかどこにも正確な数は出ていない。仕方がないのでカタログ巻末の索引で数えたら、997あった(多少の誤差はあるかも)。

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 フランス中からこれだけのワインの作り手たちが、ここにブースを構えて、自慢のワインを披露する(クリックすると拡大されます)。正式には「フランス独立系醸造者組合見本市」と言って、この組合のサイトを見てみると、全国で加入者は約10000人。大手の会社に属さず、ブドウ作りから醸造までを、すべて自分のところでこなしていることが、会員資格のようである。

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 初日金曜日の、しかも午前中に行ったので、まだ人出はそれほどでもない。これが土日になると、通路の赤じゅうたんが人ごみで見えなくなる。

 入場料は、6ユーロ(約1000円)。でもわざわざチケットを買って入る人は、ごく少数である。ここで一度でもワインを買うと、その作り手から必ず、次回の招待券を送ってくれるからだ。

 チケットと引き換えに、グラスを一個渡してくれる。それといっしょにあっちのブース、こっちのブースとさまよいながら、好きなだけ試飲していくわけだ。そして気に入ったワインがあったら、買う。会場内にはレストランもあるが、食事をする間も惜しいから、たいていサンドイッチで済ますことになる(フォワグラのサンドイッチが絶品です)。それでも1000近いブースのうち、せいぜい1日で20軒回れるかどうか。

 ひとつのブースで、5,6種類は試飲する。全部飲んでいたらひっくり返ってしまうので、ほとんどは吐き出すことになる。ああ、もったいない・・。ところがフランス人はクイクイ呑み干して、平気な顔をしている。酔っぱらって千鳥足で歩いている人など、皆無である。

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 今回僕たちは、ブルゴーニュを集中して回ることにした。一軒目に行ったのは、バシュレ・モノ(Bachelet-Monnot)という白ワインの作り手。端正なラベルが美しい。

 2005年のピュリニ・モンラシェ、バタール・モンラシェなどを試飲させてもらって、買いたい心がさっそくムクムクと起こってしまう。でもバタールの1本94ユーロ(約15000円)は論外だし、ピュリニ1級の42ユーロ(約6700円)も、ちと高いかな・・。アルザスやシャブリをケース買いしたばかりだし、白ばかり買ってどうすると自分に言い聞かせ、後ろ髪を思い切り引かれつつ、このブースをあとにした。

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